不用品買取り、お店選びでこんなに差がでる?

不用品買取り、お店選びでこんなに差がでる?

不用品をリサイクルショップ等に買取りしてもらう際に重要なのがお店選びです。
主に下記のような業態があって、それぞれに短所長所があり、買取りの高い品目、安い品目が
分かれています。基本的には販売価格が高い店は買取り価格も高い傾向にあると思います。

まず大きく分けて有店舗型、無店舗出張型、買取り専門店に分かれます。

☆有店舗型の特徴
取扱品目が多く、店舗で売っているような品はだいたい買取りしてもらえる。
販売品目や価格で買取り可能な品、買取り価格の大体の目安が付きやすい。
ざっくり言って販売価格の10~20%くらいが買取り価格の目安か。
ブランド品や人気商品、高額な品はもっと割合が高まる。
買取り額は店舗維持や人件費が多くかかる分、安めの傾向あり。

また有店舗型は規模や扱い品目で以下のように分類できます。

1、大型総合リサイクルショップ
トレジャーファクトリーさんやオフハウスさん等に代表される、大規模店。
多岐にわたる品を買取り販売している。
長所としては販売している品同様、買取りもいろいろな品目を引き取ってもらえる場合が
多く、売り場面積が広い分、大きな品(ソファや食器棚など)なども可能な場合が多い。
また新品でも数百円で売っているような単価の低い品も、安いながらも買取り可能だったりする。
買取り額は平均的または店舗維持費や多くのスタッフの人件費の分、買取り額が安い場合も。
短所としては、アルバイトのスタッフが査定する場合も多く店頭であまり売れないような
専門性が高くレアなアイテムは市場価格に比べ買取が安かったり、買取り出来ない事もある。
得意な品:販売単価の安い品、大型の品

2、町の中小規模のリサイクルショップ
店主の目利きに大きく左右され、規模が小さい分、品目を特化させていることが多い。
広告費をさほどかけていない場合が多く、買取りの依頼件数が少ない店はなるべく買取りしたいと
考えます。
長所としては店主が得意な分野であれば、専門店並みの買取り価格も期待できる。
値段交渉がしやすい。個人経営の店が多い分即日対応など、フットワークが軽い傾向あり。
短所としては売り場面積が狭い分、大型の商品は苦手の傾向有り。
得意な品:TVやAV機器など小型の家電、店の重点販売品目

3、取扱品を限定した専門店
ゴルフ用品、釣具、本、ゲーム、チケット、ブランド品など取扱品目を限定した専門店。
長所は買取り金額が高いこと。短所は品目が限定される点。
得意な品:特化した品目

☆無店舗出張型
実店舗があることによる広告効果が期待できないので、宣伝広告費がかなりかかる。
買取り額はさまざまで実態も把握しづらい。
また得意分野が業者ごとに違うので、事前に大体の金額を確認した方がいい。
ある程度単価の高い品や品物が多くないと出張で来てくれない。
処分業者がリサイクルショップをうたってやっていることも多く
買取り出来ない品は高額の処分代を取られる事もあり注意が必要。
得意な品:業者により異なる、比較的高額商品

☆買取り専門店
金券やブランド品、貴金属などに特化していて、店舗はあるが販売はしていない
買取り専門店。実際に販売していないので買取り価格の目安が付きにくい。
特化した品目以外は扱っていないことが多い。小規模店が多く店舗維持費は
少ないので買取り額は高め。
得意な品:特化した品目

以上のように、業態ごとに得意、不得意があります。
重要なのは、それぞれの店舗が得意としている品をそれぞれのお店に依頼する事です。
極端に言えば10個の不用品があったら10店舗に別々に売りに行くような手間を
かけると、トータルで高く売れるということになると思います。
また上記の内容はあくまで全体の大まかな傾向ですので、あたりをつけた数店舗に問い合わせて
大体の買取り額を聞いて、それを比べてみる、というのも大切なことです。