古物市場その2


今日は古物市場のお話パート2です。
古物市場でセリを行う際に独特の符丁というのを
使います。
要は金額を表す暗号のような物です。
どのように使うかと言うと・・・
まず、セリの進行役が相場より安めの金額で
セリを開始します。「じゃあこのタンス1000円!」ってな具合です。
すると買い付け人が「千枚!(1250円)」、
「十貫目!(1650円)」、「本三(2250円)」、「百貫(3500円)」と叫んで値が競りあがっていきます。
どんどん競りあがって桁が変わると今度は千枚が
12500円の意味になり、他の符丁も金額が一桁
変わります
そして誰も競り上げなくなった時に高値を叫んでいた人が競り落とした事になります。
符丁の意味は以下に。
普通に3000円!、5000円!って叫んでも全然問題ないんですけどね。
初心者からすると、符丁で競られるとつい引いちゃうなんて事もあります^^;
・五百貫(ごひゃっかん)、8300円
・四百貫(よんひゃっかん)、6500円
・百貫(ひゃっかん)、3500円
・本三(ほんさん)、2250円
・十貫目(じゅっかんめ)、1650円
・千枚(せんまい)、1250円